【M6】『摩周湖と天の川』を撮る
目次
⒈ミッションレベルB
中部国際空港から釧路空港へ飛び、摩周湖までレンタカーで向かう。空港から摩周湖第一展望台までは、80キロ程度。所要時間は、1時間20分。
拠点地の岐阜からでは、摩周湖までの道のりが長くミッションレベルを高めに設定した。北海道からは、車で目的地まで行くことができる。その場合のレベルはCであろう。
ただし、夜の運転には細心の注意が必要である。鹿、キツネなどの夜行性の野生動物との衝突の危険があるからだ。
2.星空レベルB〜A(未測定)
摩周湖は、標高が800mほどある。周りは、北海道の雄大な自然に囲まれている。そのため、光害の影響を受けない場所によっては、本州では見られない素晴らしい星空がみえるだろう。
3.星景レベルA
摩周湖を撮るならば、第1、第3、裏摩周湖展望と三箇所からの構図がある。
その日の星座や月の位置を考えて、撮影場所を選ぶことができる。
「簡単マップ」
「裏摩周湖」
「第3摩周湖」
「第1摩周湖」
4.ベストショット
『第1摩周湖からの爆焼け』
2日間、空には雲がかかり、ミッションは達成できなかった。
こんな夜を何度過ごしただろう。時間とお金、期待と情熱をもって撮影地に向かう。うまくいかない夜が、星景写真の、常習性を高めていく。
5.番外編 神の子池
観光に来たのなら、裏摩周湖に近い「神の子池」がおススメである。美しい「青」に癒されるだろう。この池の水は、湧き水である。そのため水温が8度前後であり、低温のため中の木は腐ることがないそうだ。
この池には「オショロコマ」という北海道にしか生息していない魚がいる。低温を好むため、年間を通じて冷たい水が湧き出るこの池が絶好の住処とのことだ。