【M7 LV:B】『世界遺産白川郷と蛍と天の川』を撮る
目次
1ミッションレベルB
白川郷での天の川撮影は、比較的容易だが、蛍の季節に撮影となると難易度がグッとあがる。2018年の夏には、数匹しかみることができなかった。1枚目の写真に蛍の光をと、構図を考えていたが叶わなかった。
"熊がでた"と聞いた。観光地だからと油断してはいけない。熊よけを持参すること。
当然新月や月がでていないときのほうが、星を多く見ることができる。しかし、撮影の際は、三日月程度までの月下での撮影を勧める。
理由は、白川郷の特徴である茅葺き屋根の家を暗闇に埋もれさせないためである。
ライトを当てる方法があるが、ここには住んでいる人がいるのだ。普段の生活に支障を与える撮影をしてはいけない。
また、編集や撮影方法の工夫で暗部を持ち上げることもできる。
しかし、月明かりのライティング以上の自然な仕上がりはできない。
うまく自然の条件を生かしながら、ベストな一枚を模索する。なんとも楽しく贅沢な時間だ。
「月が落ちた白川郷、うっすらと家がみえるだろう」
2.星空レベルB -
天の川を肉眼で確認できるが、街灯などの影響を受ける。
標高は、500mほど。
3.星景レベルB +
コスモスが咲いたり、田んぼに水がはったりと季節によって表情が変わり、一年を通して撮影を楽しめる。
雪深い地域である。雪が茅葺き屋根に積もった景色は、大変美しく、個人的には一番好きである。
昼間のロケハンを強く勧める。夜間の探索をして住民へ迷惑をかけないよう配慮を大切にするべきだ。
4.蛍と白川郷
写真の右下には、ホタルの明かりが薄っすらみえるだろう。
飛翔したホタルの光跡を写せなかったのは悔やまれるが、雰囲気のある一枚を撮影できた。
5.ベストショット
白川郷へは何度か撮影に来ている。今回、ここからのアングルを初めて見つけた。
新しい発見に興奮しながらシャッターをきった。