【M11】樅沢岳から『笠ヶ岳と天の川』を撮る。〈登山〉
目次
1.ミッションレベルA−
『双六池と天の川』ミッションの番外編である。双六岳までの行程は下記を参考にしてほしい。
双六小屋から50分で樅沢岳に到着だ。双六小屋のテン場を拠点に行動することができる。
登り始め、北方面の鷲羽岳が美しい。
標高を上げるに連れて、槍ヶ岳が姿を現してくる。樅沢岳は、槍ヶ岳へと続く西鎌尾根の登山が始まる。
北鎌尾根の眺めもよい。
「月明かりを頼り歩く」
「樅沢岳頂上からの槍ヶ岳」
2.星空レベルA
大変美しい。特に、北側は北アルプスの深い山域のおかげで空は暗く、星空が美しい。
3.星景レベルA
東方面には、槍ヶ岳。西鎌尾根や北鎌尾根が見える。南方面には、乗鞍岳や焼岳、笠ヶ岳が大きく見える。北方面には、鷲羽岳などの北アルプス北部の山が見える。西方面には、双六岳が見える。
全方位美しい景色が広がっているため、月入りや月出の時間や天の川の位置を事前に調べておき、ベストな1枚を撮影できるようにしよう。
私は、残雪期に登山し、月明かりに照らされた槍ヶ岳へと続く西鎌尾根と天の川を絡めた1枚を狙っている。
4.ベストショット
笠ヶ岳と天の川
月入り後、濃い夏の天の川が現れた。笠ヶ岳上空に直立した夏の天の川と笠ヶ岳を重ねて、狙い通りの構図で撮影することができた。月入り後の、地平線に残る赤が落ち着くのを待ち、シャッターを切った。