【M26-2】御岳山の紅葉と星空を撮る。〈登山〉
こんにちはirodoriカメラマンです。
この度は当ブログ「星景ハンター」を閲覧頂きありがとうございます。10月7.8日に御嶽へ撮影に行って参りましたので、ミッションのお知らせをさせていただきます!!
目次
1.大人気の御嶽山
○混雑具合
一ヶ月以上ぶりの登山に選んだのは、大好きな山の1つである御嶽山。昨年に続き、今年も御嶽山に登れたのは大変嬉しかった。
まずもって、驚いたのは登山客の多さだ。今年も昨年と同じ23時ごろ到着したが、駐車場はすでに満車。8時ごろ下山したが、さらに車の数は増え、道路に1キロ以上車が連なって停まっていた。
規制緩和の影響もあると思うが、登山客が戻ってきたようで嬉しく思う。しかし、予想以上の人の数におどろいた。
登山口への取り付きがよく、 6合目付近から(中の湯1810m)登ることができる。そのため、稜線までは3時間〜4時間と程よい距離感だ。そして何より紅葉が美しい。人気が戻るはずである。
話は変わるが、台風の影響で、霊峰ラインから中の湯までの道が通行止めだったため、ブルーラインを利用して中の湯にアクセスした。
○紅葉の見頃
2018年10月7.8日の紅葉の見頃箇所は、七合目と八合目の間であった。八合目から九合目は、最盛期は過ぎたものの、美しい紅葉が広がっていた。まだ数日は楽しめるだろう。
2.ミッションレベルB
○行程
登山開始 23:45
下山時刻 8:00
中の湯駐車場(45分)→七合目行場山荘(50分)→女人堂(40分)→三の池道
女人堂までは、木道が整備されているおかげで、ぬかるみを回避しながら歩く事ができた。下山時は滑りやすく度々転倒しそうになった。
○ナイトハイク撮影
今回はナイトハイクをした。撮影地で星空を撮影し、日の出を見て下山した。
夜の撮影を終えて、下山するときは登山客が1番多い時間帯である。自分の中のあるあるだが、「もう頂上まで行ってこられたんですか早いですね。」と声をかけられることが多い。純粋に山登りにきている人たちとは、時間の使い方が違うようで困惑させてしまう。登山客の装備や服装からも各自の目的の違いが分かる。自分にあった楽しみを選択できる。そんな自由さが、登山人気の理由の1つかもしれない。山の懐の大きさに感心してしまう。
○撮影計画
今回の撮影計画は、女人堂から先の「紅葉と星空」と、「三の池越しの下弦の月」の撮影であった。
しかし、三の池まで通り抜けできない情報を、女人堂の看板で知り、三の池を諦めた。
事前の情報収集を怠ったことが仇となった。また、規制緩和された剣ヶ峰の様子も気になったが、思い切って、今回はピークを踏まない登山に変更した。
○撮影ポイント
3.登山装備(夜の撮影装備)
○服装
モンベルの薄厚手のパンツとモンベルのジオラインにフリース(薄手)を羽織って出発した。このモンベル三点セットは、機能的でシンプルで使い勝手が良いため大変お勧めだ。
15分歩いて暑くなりフリースを脱いだ。女人堂を過ぎると、風が冷たく感じフリースを再び羽織った。撮影場所を決めてからは、フリース上にハードジェルを羽織り、ダウンパンツを履いた。やはり足を止めると急速に体がひえてくる。お湯を沸かしコーヒーを飲んで体を温めた。
- 長ズボン
- 長袖(ベースレイヤー)
- フリース
- ダウンパンツ
- ハードシェル
- 薄手の手袋
- ニット帽
登山前の、中の湯駐車場が14度。下山後は11度。女人堂あたりは、夜中7度くらいであった。
○登山装備
登山靴(短時間の登山のためアプローチシューズ)
- 35ℓリュック
- 敷物お尻にひいた。
- ヘッデン
- コッヘル
- チャッカマン
- ガスカートリッジ プリムス(小)
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○食料
- 菓子パン2つ
- 500mlの水2本
- コーヒー
- 味噌汁
○撮影機材
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今回は、ストックとお金を忘れて登山してしまった。下山時、行場山荘の力餅を食べることを楽しみにしていた分、落胆が大きかった。
ヘルメットを持参している登山者を多く見た。5年前の出来事は多くの登山者の心に深く刻まれているのだと改めて思った。
4.余談
私たち語彙力低くて、「わー。」「すごい。」「きれい。」の3つしか紅葉見て言ってないよね。と仲間と楽しそうに会話しているグループに会った。同じ景色を見て、同じように綺麗と感じられる相手との登山は幸せそうだった。
5.ベストショット
ナナカマドの赤が秋を表現してくれた。また、黄道光と天の川のクロスもこの時期ならではの星空だ。