【M34】打ち寄せる波と天の川を撮る
静岡県の浜岡砂丘で天の川の撮影をしてきました。遠州灘の海には、子供の頃から何度も遊びに来ていましたので、親しみがあります。波が強く遊泳には向きませんが、波際で砂遊びをしたり最近はあまり見ないですがカニを捕まえたりしていました。家の中にカニが侵入することも度々あり・・・脱線してますね。
迫力ある海も見れますが、この辺りは、広大な茶畑があり景観も大変よいです。
1.ミッションレベルC
駐車場と砂丘は繋がっていて、アクセスが大変よい場所です。駐車場には、野良猫が集まっていました。見晴台もあり、風力発電の風車を近くにみることができました。
海の方角は暗いが、町がそばにあるため、ギリギリ天の川は肉眼で観測できます。
波打ち際で撮影しました。
2.ベストショット
帰りは、温泉に寄って帰りました。外観も内装も綺麗でまた訪れたいと思いました。料金が550円とリーズナブルです。
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【M33】おうし座流星群の撮影
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おうし座流星群を撮影してきました。極大日がなく、三大流星群と比べると小規模な流星群ですが、紅葉のじきに見られる貴重な天文現象です。
11月上旬には、おうし座南流星群が活発になります。中旬には、おうし座北流星群が活発になります。
今年は、1時間に3個ほどの流星の観測ができました。3個の内2つは火球レベルの明るい流星でした。数は少ないですが、明るい流星の割合が高いようなのは間違いなさそうです。
この流星が、おうし座流星群の一部なのかは自信がありませんが、よい場所に流星が流れてくれました。
【M32】九蔵峠展望台から「紅葉と御嶽山と天の川」を組み合わせて撮る
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九蔵峠展望台は、地蔵峠展望台と並んで、御嶽山の景観がよい展望台である。
目次
1.ミッションレベルC +
撮影計画
今回は、色づいた紅葉と御嶽山の頭上に、夜が訪れる手前の時間帯の薄っすらとした天の川を組み合わせようと計画を立てた。
日の入り一時間後がそれに当たると予測し、御嶽山の頭上の雲が抜けるのを待った。
太陽の光がほんのり残る夕方と夜の狭間の美しい写真が撮れればと考えていた。
撮影結果
しかし、
予想以上に地上の景色が暗く、紅葉の色を浮かび上がらせることができなかった。
時間と共に地上の景色は暗くなってしまった。逆光となるから当たり前か。
次回は、月の出ている時間に撮影しよう。
九蔵峠展望台の様子
九蔵峠展望台は、信州サンセットスポット100選に選ばれている有名な展望台だ。
朝と夕方に滞在していたが、、ひっきりなしに観光客が訪れていた。
車は10台程度停めることができ、展望台へは駐車場から数十秒で辿り着くことができる。展望台付近はどこから撮影しても美しいため、思い思いの場所で皆撮影していた。
ただし、道路沿いに駐車場があるため、安全には十分注意したい。
2.九蔵峠と地蔵峠展望台
2つの展望台からの展望はどちらも良いため、撮影場所に悩んだ。
結果私は、九蔵峠からの御嶽山を選んだ。
理由は、南西方面が開けているからである。撮影したい星空と時間帯から南西方面にカメラを向けようと考えていた。
西〜北西方向の撮影の場合、地蔵峠からの撮影がオススメだ。
九蔵峠
九蔵峠
3.開田高原の紅葉
美しい紅葉の景色がいくつもあった。
木曽町の紅葉も美しい。
4.ベストショット
イメージした写真ではないが、天の川と紅葉を組み合わせた写真の撮影ができた。次回は、月に照らされた眺めを撮影しようと思う。
【M31】木曽馬の里で、秋を表現した星景写真を撮る
木曽馬の里は四季を通して楽しめる撮影スポットである。
そばの花や雪景色など、秋以外の季節も撮影に訪れてほしいスポットだ。
今回は、11月2日に撮影した記録をもとにミッションを提案する。
目次
1.ミッションレベルC +
撮影計画
木曽馬の里からは、御嶽山を見える。今回は、冠雪した御嶽山とコナラの木をオリオン座と組み合わせようと撮影計画を立てた。
地上景を明るくするために月出を待った。
天気と紅葉のよい時期と月の条件が揃う撮影日は少ない。今回は良いタイミングに訪れることができた。
木曽馬の里の紅葉
木々の色づきは、真っ只中であった。特にブルーベリーの木は、鮮やかな赤(真紅)に色づいていて印象的だった。
コナラの木は、もう数日で更に色づくだろう。
駐車場から南南西を目指して歩けば、コナラの木に辿り着く。天気がよければ、同様の方角に御嶽山が見える。
コナラの木とブルーベリー畑が印象的だが、木曽馬の里は広く、その他にも美しい紅葉の景色が見られる。
2.星空レベル
木曽馬の里の標高は、1154mもある。
周囲も比較的暗く、天の川をはっきりと肉眼で確認できる。
3.ベストショット
紅葉した ブルベリーとコナラとオリオン座を絡めた写真を撮ることができた。雲の多い夜だったが、それがよいアクセントとなった。冠雪した御嶽山が見えたのは、運がよかった。
4."名湯"二本木の湯
二本木の湯は、天然炭酸泉のお風呂だ。街の銭湯の炭酸風呂よりも強炭酸で驚いた。体に気泡がびっしりとつき、水面には、気泡がはじけて跳びちる様子がみえたほどだ。
風呂の大きさは、3m✖️2mほどで小さい。大人5人ほどで入っていたため狭く感じた。
湯船に浸かって窓をみると、紅葉した景色が大変美しかった。湯加減もよく大変くつろげた。
唐沢の滝まで車で10分ほどという近さもこの温泉のよさだ。
営業時間は、10時から19時までとなっている。
すんきそばが食べたかったが、今回は売り切れだったのが残念であった。次回の楽しみとしよう。
国道19号までは、9キロほどで、セブンイレブン 木曽町福島店も同様の距離で行くことができる。
奥の山の色づきが美しい。
窓からは、紅葉した景色が楽しめた。
次回は、すんきそば。
5."絶品"開田高原アイスクリーム
以前、訪れたときから気になっていた開田高原アイスクリームに寄ってみた。
場所は、木曽から九蔵峠展望台へ向かう361号線沿いにある。
訪れると、駐車場に入りきらないほど混んでいて行列ができていた。
紅葉の時期で行楽日和であったが、気温は12度ほどの肌寒さにもかかわらず、これほどの人気には驚いた。
1番人気のミックスを頼んだ。バニラと、なんと「とうもろこし」の組み合わせだ。
余談であるが、私はとうもろこしが好きではない。サラダのコーン、とうもろこしのお茶など、とうもろこしの存在がなければと思ってしまう。特にコーンのお寿司は、いまだに寿司として自分の中で認められないほど苦手である。(好きな方、大変申し訳ありません。)
話が逸れてしまったが、そんな私がとうもろこしの良さを実感できたのが、開田高原アイスクリームである。ほんのり感じるとうもろこしの味は、濃厚なバニラを更に引き立たせる存在になっている。うまい。
ミックスがオススメです。是非ご賞味を!
とうもろこしソフトは、ほんのり黄色
361号線沿いにある。看板が目印。
【M30】オリオン座流星群と紅葉を撮る
朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。高山では霜が降りていました。
中部地方では、1000m以下にまで紅葉も降りてきたように感じます。
今回は、見頃の新穂高の紅葉と、オリオン座流星群を絡めた星景写真のミッションです。
目次
1.ミッションレベルB
○オリオン座流星群について
オリオン座流星群(オリオンざりゅうせいぐん)は、毎年10月19日から23日の間に見られる夜空のイベントの一つ。
つまり、年に一度の撮影のチャンスである。
紅葉の時期の流星群のため、紅葉と流星という素敵な組み合わせの撮影が可能だが、見頃を迎えた撮影地を探すという難しさがある。
○月の条件
月が大きく明るい夜だ。
流星群の観測には、月が沈んだ後の撮影が適しているが、今回は、月明かりに紅葉が照らされた風景と流星群の組み合わせを狙った。
○平湯温泉は最高の撮影拠点地
星景写真の撮影は、深夜遅くまでの撮影になることがある。そんな冷えた体を温めてくれる24時間利用可能な温泉施設がある。
それは、平湯民俗館露天風呂である。湯入浴料が寸志なのも驚きだ。
「あなたにとって必要不可欠な温泉地でありたい」
キャッチコピーの通りの温泉だ。
入り口には、足湯もある。
2.平湯を拠点に、星景写真オススメ撮影地
○乗鞍高原
○上高地
○安房峠
3.ベストショット
新穂高ロープウェイ付近の紅葉が見頃だった。
月明かりが強く星の数は少ないが、オリオン座と流星を撮影することができた。
【M29】上高地で紅葉と星空を撮る
こんにちはirodoriカメラマンです。
この度は当ブログ「星景ハンター」を閲覧頂きありがとうございます。
10月13.14日に上高地に撮影に行って参りましたので、紅葉と星空ミッションのお知らせをさせていただきます!!
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目次
1.上高地について
○目的は様々、人気の上高地
これまで、登山のために上高地には何度も足を運んでいるが、「紅葉した上高地」を目的に訪れたのは初めてだった。
上高地は、北アルプスへアクセスするための登山口の1つである。また、河童橋へはバスを利用して簡単にアクセスでき、雄大な穂高の景色を楽しむことができる人気の観光地である。
そのため、利用客の目的はさまざである。観光を楽しむカップルや家族、ハイキング目的者、バードウォッチング、登山客など様々な目的の人々が集まる場所でもある。
私の勝手な印象だが、河童橋や梓川で過ごしている人たちは観光客が多い。河童橋から大正池あたりにいる人は、ハイキングを目的としている人たちが多く、明神を越えて、徳沢や横尾まで足を伸ばしている方は、槍ヶ岳や涸沢、穂高や蝶ヶ岳などを目指す登山者が多いだろう。
普段私は、登山を目的として上高地へ訪れるため、
アカンナダ駐車場(35分)→バスで河童橋→明神→徳沢→横尾→目的の山
のルートを辿る。上高地・乗鞍地区│平湯温泉〜上高地シャトルバス
今回は初めて、小梨平キャンプ場でテント泊をして、紅葉と星空を撮ることにした。
結論から言うと、思い描いた紅葉と星空の写真を撮ることができなかった。
しかし、次回の撮影に生きる撮影ポイントをいくつか見つけたので紹介したい。
○上高地の紅葉
河童橋から穂高を見上げると、岳沢より若干低い標高の位置に、紅葉が降りてきているように感じた。上高地には、色づいている木々も多数あり、あと数日で最盛期を迎えそうな印象であった。
○上高地長期滞在者の知恵袋
今回宿泊した小梨平キャンプ場では、長期間滞在し、テント泊生活を楽しむ人々に出会った。上高地を訪れたことがある人ならば見覚えがあると思うが、河童橋からの風景の絵を描き続けている方がいる。この方は、上高地滞在59日目とのことだ。顔見知りの、そんな仲間が数人いるそうだ。
長期滞在のために、宿泊用のテントと食料などの保管のためのテント合わせて2つを設営されていた。
丈夫な透明なケース(30センチ× 20センチほど)に、食料を詰め込み、冷たい川の水に浸しておけば冷蔵庫代わりとのことだ。
小梨平キャンプ場には、ネズミが出るとのことだ。土の中に潜って生活することがあるようで、潜り跡を見せてもらった。以前、食料を、そのネズミに荒らされたことがあるらしい。頑丈なケースに入れておくのはそのためだろう。
夜は10度を下回り冷えた。布団で寝たくないのか尋ねると、「重いが暖かい安いシュラフを2枚重ねて寝ているから快適」と話してくださった。河童橋から小梨平キャンプ場までは、5分程度なので、重い荷物を運ぶことも苦にならないとのこと。軽くて暖かい高級なシュラフより、コスパがよいそうだ。別荘を買わなくても、大自然に囲まれた快適な生活を送れて最高の環境だと言う。将来仕事をリタイアしたら、あんな風に日々を楽しみたいと思った。私の場合、星空を撮り続けることになるだろうが、大変面白そうだ。
自分が知らないだけで、面白い生活を送っている人がいるようだ。
○上高地まではタクシー利用
早い時間から上高地に入りたかったが、予定があり、アカンナダ駐車場から 16時50分の最終のバスで上高地を目指すことにした。(とある事情にて格安で上高地までタクシーで入山することができたが。)
運転手の方から聞いた話だが、上高地で仕事をするのは春夏秋の時期だそうだ。冬は完全に予約制となっているとの事。春夏秋は松本から勤務しているそうだ。
上高地に流れている100台以上のタクシーが、冬に松本に戻り、客の数とのバランスが崩れ大変なんだそうだ。
冬季は、アカンナダ駐車場が閉鎖されるため、沢渡に車を止め、そこからタクシーを呼び上高地にアクセスすることになる。
自転車でアクセスするならば、中ノ湯からではなく、沢渡からアクセスした方が道がなだらかで疲労感が少ないそうだ。
自転車で入山するのもいいが、今年の冬季はせっかくなので、タクシーを使って上高地にアクセスしてみたいと思った。
○ 5月と10月の上高地
5月岳沢湿原
10月の岳沢湿原
5月
10月
2.ミッションレベルC+
○上高地へのアクセス
上高地は、自然保護のためマイカー規制されている。そのため下記のような方法で足を運ぶこととなる。
①アカンナダ(岐阜方面)沢渡(長野方面)の駐車場に車を停め、バスやタクシーを利用する。
②上高地までの直行バスを利用する。
③徒歩や自転車を利用する。などアクセスの方法は様々整備されている。
○拠点とする宿泊場所
テント場は、河童橋から近い順に、
小梨平キャンプ場、徳沢、横尾と豊富である。さらに、小梨平と徳沢には、入浴施設もあり心地よく過ごすことができる。
テント泊が苦手な方は、ホテルを利用することもできる。
五千尺ホテルや大正池ホテル、明神館などいくつか施設があるので、探してみるとよい。大正池から横尾までの広い範囲にあるため、目的に合わせて宿泊できる点もよい。
3.撮影について
冬季は別だが、ロッジやホテルの光で明るい。また、宿泊されている方か、星空観察のために外出されていて恐怖心も少なく撮影ができる。ただし、星景撮影をする場合、宿の明かりが消えてから行う必要がある。
○この日の月の条件
月齢4.3
月の形:三日月
18時過ぎから月入りまでの時間は、北東や北西が月明かりに照らされて撮影に適している。
○撮影計画
北西方面は河童橋から見ると、穂高の稜線がかっこいい。北東には、紅葉に彩られた明神岳が目立っている。南西に沈む月に照らされた、それらの風景を撮影することを1番のメインと考えていた。
「河童橋からの風景」
しかし、上高地にアクセスする際に見た大正池のカラマツの黄葉(実際はまだ緑がかっていた。)が美しく撮影範囲を広げることにした。
そこで、小梨平から1時間かけ大正池までナイトハイクをした。雲が出てきてしまったことと大正池ホテルの明かりが強く、撮影は失敗した。次回、大正池から紅葉と星空を狙うのならば、大正池ホテルの明かりが消える時間(何時かはわからない)に撮影しようと思う。
○撮影スポット
4.ベストショット
黄色に色づいた木々と、焼岳の上空には夏の名残の天の川を組み合わせて撮影することができた。ロッジの明かりが強く、難しいロケーションだった。曇り空から、ほんのわずか顔を出した天の川を撮影できたのは、幸運であった。