【M33】おうし座流星群の撮影
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おうし座流星群を撮影してきました。極大日がなく、三大流星群と比べると小規模な流星群ですが、紅葉のじきに見られる貴重な天文現象です。
11月上旬には、おうし座南流星群が活発になります。中旬には、おうし座北流星群が活発になります。
今年は、1時間に3個ほどの流星の観測ができました。3個の内2つは火球レベルの明るい流星でした。数は少ないですが、明るい流星の割合が高いようなのは間違いなさそうです。
この流星が、おうし座流星群の一部なのかは自信がありませんが、よい場所に流星が流れてくれました。
【M32】九蔵峠展望台から「紅葉と御嶽山と天の川」を組み合わせて撮る
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九蔵峠展望台は、地蔵峠展望台と並んで、御嶽山の景観がよい展望台である。
目次
1.ミッションレベルC +
撮影計画
今回は、色づいた紅葉と御嶽山の頭上に、夜が訪れる手前の時間帯の薄っすらとした天の川を組み合わせようと計画を立てた。
日の入り一時間後がそれに当たると予測し、御嶽山の頭上の雲が抜けるのを待った。
太陽の光がほんのり残る夕方と夜の狭間の美しい写真が撮れればと考えていた。
撮影結果
しかし、
予想以上に地上の景色が暗く、紅葉の色を浮かび上がらせることができなかった。
時間と共に地上の景色は暗くなってしまった。逆光となるから当たり前か。
次回は、月の出ている時間に撮影しよう。
九蔵峠展望台の様子
九蔵峠展望台は、信州サンセットスポット100選に選ばれている有名な展望台だ。
朝と夕方に滞在していたが、、ひっきりなしに観光客が訪れていた。
車は10台程度停めることができ、展望台へは駐車場から数十秒で辿り着くことができる。展望台付近はどこから撮影しても美しいため、思い思いの場所で皆撮影していた。
ただし、道路沿いに駐車場があるため、安全には十分注意したい。
2.九蔵峠と地蔵峠展望台
2つの展望台からの展望はどちらも良いため、撮影場所に悩んだ。
結果私は、九蔵峠からの御嶽山を選んだ。
理由は、南西方面が開けているからである。撮影したい星空と時間帯から南西方面にカメラを向けようと考えていた。
西〜北西方向の撮影の場合、地蔵峠からの撮影がオススメだ。
九蔵峠
九蔵峠
3.開田高原の紅葉
美しい紅葉の景色がいくつもあった。
木曽町の紅葉も美しい。
4.ベストショット
イメージした写真ではないが、天の川と紅葉を組み合わせた写真の撮影ができた。次回は、月に照らされた眺めを撮影しようと思う。
【M31】木曽馬の里で、秋を表現した星景写真を撮る
木曽馬の里は四季を通して楽しめる撮影スポットである。
そばの花や雪景色など、秋以外の季節も撮影に訪れてほしいスポットだ。
今回は、11月2日に撮影した記録をもとにミッションを提案する。
目次
1.ミッションレベルC +
撮影計画
木曽馬の里からは、御嶽山を見える。今回は、冠雪した御嶽山とコナラの木をオリオン座と組み合わせようと撮影計画を立てた。
地上景を明るくするために月出を待った。
天気と紅葉のよい時期と月の条件が揃う撮影日は少ない。今回は良いタイミングに訪れることができた。
木曽馬の里の紅葉
木々の色づきは、真っ只中であった。特にブルーベリーの木は、鮮やかな赤(真紅)に色づいていて印象的だった。
コナラの木は、もう数日で更に色づくだろう。
駐車場から南南西を目指して歩けば、コナラの木に辿り着く。天気がよければ、同様の方角に御嶽山が見える。
コナラの木とブルーベリー畑が印象的だが、木曽馬の里は広く、その他にも美しい紅葉の景色が見られる。
2.星空レベル
木曽馬の里の標高は、1154mもある。
周囲も比較的暗く、天の川をはっきりと肉眼で確認できる。
3.ベストショット
紅葉した ブルベリーとコナラとオリオン座を絡めた写真を撮ることができた。雲の多い夜だったが、それがよいアクセントとなった。冠雪した御嶽山が見えたのは、運がよかった。
4."名湯"二本木の湯
二本木の湯は、天然炭酸泉のお風呂だ。街の銭湯の炭酸風呂よりも強炭酸で驚いた。体に気泡がびっしりとつき、水面には、気泡がはじけて跳びちる様子がみえたほどだ。
風呂の大きさは、3m✖️2mほどで小さい。大人5人ほどで入っていたため狭く感じた。
湯船に浸かって窓をみると、紅葉した景色が大変美しかった。湯加減もよく大変くつろげた。
唐沢の滝まで車で10分ほどという近さもこの温泉のよさだ。
営業時間は、10時から19時までとなっている。
すんきそばが食べたかったが、今回は売り切れだったのが残念であった。次回の楽しみとしよう。
国道19号までは、9キロほどで、セブンイレブン 木曽町福島店も同様の距離で行くことができる。
奥の山の色づきが美しい。
窓からは、紅葉した景色が楽しめた。
次回は、すんきそば。
5."絶品"開田高原アイスクリーム
以前、訪れたときから気になっていた開田高原アイスクリームに寄ってみた。
場所は、木曽から九蔵峠展望台へ向かう361号線沿いにある。
訪れると、駐車場に入りきらないほど混んでいて行列ができていた。
紅葉の時期で行楽日和であったが、気温は12度ほどの肌寒さにもかかわらず、これほどの人気には驚いた。
1番人気のミックスを頼んだ。バニラと、なんと「とうもろこし」の組み合わせだ。
余談であるが、私はとうもろこしが好きではない。サラダのコーン、とうもろこしのお茶など、とうもろこしの存在がなければと思ってしまう。特にコーンのお寿司は、いまだに寿司として自分の中で認められないほど苦手である。(好きな方、大変申し訳ありません。)
話が逸れてしまったが、そんな私がとうもろこしの良さを実感できたのが、開田高原アイスクリームである。ほんのり感じるとうもろこしの味は、濃厚なバニラを更に引き立たせる存在になっている。うまい。
ミックスがオススメです。是非ご賞味を!
とうもろこしソフトは、ほんのり黄色
361号線沿いにある。看板が目印。
【M30】オリオン座流星群と紅葉を撮る
朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。高山では霜が降りていました。
中部地方では、1000m以下にまで紅葉も降りてきたように感じます。
今回は、見頃の新穂高の紅葉と、オリオン座流星群を絡めた星景写真のミッションです。
目次
1.ミッションレベルB
○オリオン座流星群について
オリオン座流星群(オリオンざりゅうせいぐん)は、毎年10月19日から23日の間に見られる夜空のイベントの一つ。
つまり、年に一度の撮影のチャンスである。
紅葉の時期の流星群のため、紅葉と流星という素敵な組み合わせの撮影が可能だが、見頃を迎えた撮影地を探すという難しさがある。
○月の条件
月が大きく明るい夜だ。
流星群の観測には、月が沈んだ後の撮影が適しているが、今回は、月明かりに紅葉が照らされた風景と流星群の組み合わせを狙った。
○平湯温泉は最高の撮影拠点地
星景写真の撮影は、深夜遅くまでの撮影になることがある。そんな冷えた体を温めてくれる24時間利用可能な温泉施設がある。
それは、平湯民俗館露天風呂である。湯入浴料が寸志なのも驚きだ。
「あなたにとって必要不可欠な温泉地でありたい」
キャッチコピーの通りの温泉だ。
入り口には、足湯もある。
2.平湯を拠点に、星景写真オススメ撮影地
○乗鞍高原
○上高地
○安房峠
3.ベストショット
新穂高ロープウェイ付近の紅葉が見頃だった。
月明かりが強く星の数は少ないが、オリオン座と流星を撮影することができた。
【M29】上高地で紅葉と星空を撮る
こんにちはirodoriカメラマンです。
この度は当ブログ「星景ハンター」を閲覧頂きありがとうございます。
10月13.14日に上高地に撮影に行って参りましたので、紅葉と星空ミッションのお知らせをさせていただきます!!
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目次
1.上高地について
○目的は様々、人気の上高地
これまで、登山のために上高地には何度も足を運んでいるが、「紅葉した上高地」を目的に訪れたのは初めてだった。
上高地は、北アルプスへアクセスするための登山口の1つである。また、河童橋へはバスを利用して簡単にアクセスでき、雄大な穂高の景色を楽しむことができる人気の観光地である。
そのため、利用客の目的はさまざである。観光を楽しむカップルや家族、ハイキング目的者、バードウォッチング、登山客など様々な目的の人々が集まる場所でもある。
私の勝手な印象だが、河童橋や梓川で過ごしている人たちは観光客が多い。河童橋から大正池あたりにいる人は、ハイキングを目的としている人たちが多く、明神を越えて、徳沢や横尾まで足を伸ばしている方は、槍ヶ岳や涸沢、穂高や蝶ヶ岳などを目指す登山者が多いだろう。
普段私は、登山を目的として上高地へ訪れるため、
アカンナダ駐車場(35分)→バスで河童橋→明神→徳沢→横尾→目的の山
のルートを辿る。上高地・乗鞍地区│平湯温泉〜上高地シャトルバス
今回は初めて、小梨平キャンプ場でテント泊をして、紅葉と星空を撮ることにした。
結論から言うと、思い描いた紅葉と星空の写真を撮ることができなかった。
しかし、次回の撮影に生きる撮影ポイントをいくつか見つけたので紹介したい。
○上高地の紅葉
河童橋から穂高を見上げると、岳沢より若干低い標高の位置に、紅葉が降りてきているように感じた。上高地には、色づいている木々も多数あり、あと数日で最盛期を迎えそうな印象であった。
○上高地長期滞在者の知恵袋
今回宿泊した小梨平キャンプ場では、長期間滞在し、テント泊生活を楽しむ人々に出会った。上高地を訪れたことがある人ならば見覚えがあると思うが、河童橋からの風景の絵を描き続けている方がいる。この方は、上高地滞在59日目とのことだ。顔見知りの、そんな仲間が数人いるそうだ。
長期滞在のために、宿泊用のテントと食料などの保管のためのテント合わせて2つを設営されていた。
丈夫な透明なケース(30センチ× 20センチほど)に、食料を詰め込み、冷たい川の水に浸しておけば冷蔵庫代わりとのことだ。
小梨平キャンプ場には、ネズミが出るとのことだ。土の中に潜って生活することがあるようで、潜り跡を見せてもらった。以前、食料を、そのネズミに荒らされたことがあるらしい。頑丈なケースに入れておくのはそのためだろう。
夜は10度を下回り冷えた。布団で寝たくないのか尋ねると、「重いが暖かい安いシュラフを2枚重ねて寝ているから快適」と話してくださった。河童橋から小梨平キャンプ場までは、5分程度なので、重い荷物を運ぶことも苦にならないとのこと。軽くて暖かい高級なシュラフより、コスパがよいそうだ。別荘を買わなくても、大自然に囲まれた快適な生活を送れて最高の環境だと言う。将来仕事をリタイアしたら、あんな風に日々を楽しみたいと思った。私の場合、星空を撮り続けることになるだろうが、大変面白そうだ。
自分が知らないだけで、面白い生活を送っている人がいるようだ。
○上高地まではタクシー利用
早い時間から上高地に入りたかったが、予定があり、アカンナダ駐車場から 16時50分の最終のバスで上高地を目指すことにした。(とある事情にて格安で上高地までタクシーで入山することができたが。)
運転手の方から聞いた話だが、上高地で仕事をするのは春夏秋の時期だそうだ。冬は完全に予約制となっているとの事。春夏秋は松本から勤務しているそうだ。
上高地に流れている100台以上のタクシーが、冬に松本に戻り、客の数とのバランスが崩れ大変なんだそうだ。
冬季は、アカンナダ駐車場が閉鎖されるため、沢渡に車を止め、そこからタクシーを呼び上高地にアクセスすることになる。
自転車でアクセスするならば、中ノ湯からではなく、沢渡からアクセスした方が道がなだらかで疲労感が少ないそうだ。
自転車で入山するのもいいが、今年の冬季はせっかくなので、タクシーを使って上高地にアクセスしてみたいと思った。
○ 5月と10月の上高地
5月岳沢湿原
10月の岳沢湿原
5月
10月
2.ミッションレベルC+
○上高地へのアクセス
上高地は、自然保護のためマイカー規制されている。そのため下記のような方法で足を運ぶこととなる。
①アカンナダ(岐阜方面)沢渡(長野方面)の駐車場に車を停め、バスやタクシーを利用する。
②上高地までの直行バスを利用する。
③徒歩や自転車を利用する。などアクセスの方法は様々整備されている。
○拠点とする宿泊場所
テント場は、河童橋から近い順に、
小梨平キャンプ場、徳沢、横尾と豊富である。さらに、小梨平と徳沢には、入浴施設もあり心地よく過ごすことができる。
テント泊が苦手な方は、ホテルを利用することもできる。
五千尺ホテルや大正池ホテル、明神館などいくつか施設があるので、探してみるとよい。大正池から横尾までの広い範囲にあるため、目的に合わせて宿泊できる点もよい。
3.撮影について
冬季は別だが、ロッジやホテルの光で明るい。また、宿泊されている方か、星空観察のために外出されていて恐怖心も少なく撮影ができる。ただし、星景撮影をする場合、宿の明かりが消えてから行う必要がある。
○この日の月の条件
月齢4.3
月の形:三日月
18時過ぎから月入りまでの時間は、北東や北西が月明かりに照らされて撮影に適している。
○撮影計画
北西方面は河童橋から見ると、穂高の稜線がかっこいい。北東には、紅葉に彩られた明神岳が目立っている。南西に沈む月に照らされた、それらの風景を撮影することを1番のメインと考えていた。
「河童橋からの風景」
しかし、上高地にアクセスする際に見た大正池のカラマツの黄葉(実際はまだ緑がかっていた。)が美しく撮影範囲を広げることにした。
そこで、小梨平から1時間かけ大正池までナイトハイクをした。雲が出てきてしまったことと大正池ホテルの明かりが強く、撮影は失敗した。次回、大正池から紅葉と星空を狙うのならば、大正池ホテルの明かりが消える時間(何時かはわからない)に撮影しようと思う。
○撮影スポット
4.ベストショット
黄色に色づいた木々と、焼岳の上空には夏の名残の天の川を組み合わせて撮影することができた。ロッジの明かりが強く、難しいロケーションだった。曇り空から、ほんのわずか顔を出した天の川を撮影できたのは、幸運であった。
【M28】天空の山小屋、赤岳頂上山荘と天の川黄道光のクロスを撮る。〈登山〉
こんにちはirodoriカメラマンです。
この度は当ブログ「星景ハンター」を閲覧頂きありがとうございます。
今回のミッションでは、八ヶ岳最高峰の赤岳からの星空を紹介します。
目次
1.赤岳頂上山荘からの景色
360°の大展望。
赤岳頂上山荘の標高は、2899.2mである。
雲海が発生すれば、北アルプスや南アルプスの峰々、御嶽山や富士山などの独立峰が雲上に浮かぶ。
街明かりは、下から雲を照らす。雲は多彩な光を浴びてほんわりと輝いている。
下界の光と空は雲海で分断され、真っ暗な空には、満天の星空が広がる。
その景色は、まるで、ファンタジーの世界に出てくる天空の世界に迷い込んだような錯覚を覚える。思わず息をのむ大展望だ。
八ヶ岳最高峰頂上付近に位置する赤岳頂上山荘は、まさに天空の山小屋と言える。
今回は、この天空の山小屋と星空を組み合わせた写真を撮るミッションである。
2.ミッションレベルB
赤岳頂上山荘までは、約5時間40分の登山が必要である。
美濃戸口(1時間)→美濃戸山荘(2時間30分)→行者小屋→(1時間25分)地蔵の頭→(45分)赤岳頂上山荘
行者小屋には、テント場がある。一泊して行程に余裕を持って撮影するのも良いだろう。
行者小屋から地蔵の頭までは、梯子がかかっている箇所がいくつかある。
地蔵の頭から赤岳頂上山荘までは稜線歩きとなる。道幅が狭い場所もあり、滑落しないよう注意して渡る必要があるだろう。
当然、頂上付近も風が強い日もあり、たとえ夏であっても防寒対策は必須である。
3.天空の山小屋と天の川黄道光のクロス
室内の僅かな光が溢れて窓に色がついた。
「これで、山小屋の輪郭がはっきりするぞ。」
と心が高ぶった。
ほんのわずかな光が、写真に特徴を与えるから撮影は面白い。
満タンに入ったグラスから溢れ落ちる水のように、思い描いた構想を少しでも超えると心が動く。
この山小屋の光のおかげで、納得の一枚が撮影できた。
【M26-2】御岳山の紅葉と星空を撮る。〈登山〉
こんにちはirodoriカメラマンです。
この度は当ブログ「星景ハンター」を閲覧頂きありがとうございます。10月7.8日に御嶽へ撮影に行って参りましたので、ミッションのお知らせをさせていただきます!!
目次
1.大人気の御嶽山
○混雑具合
一ヶ月以上ぶりの登山に選んだのは、大好きな山の1つである御嶽山。昨年に続き、今年も御嶽山に登れたのは大変嬉しかった。
まずもって、驚いたのは登山客の多さだ。今年も昨年と同じ23時ごろ到着したが、駐車場はすでに満車。8時ごろ下山したが、さらに車の数は増え、道路に1キロ以上車が連なって停まっていた。
規制緩和の影響もあると思うが、登山客が戻ってきたようで嬉しく思う。しかし、予想以上の人の数におどろいた。
登山口への取り付きがよく、 6合目付近から(中の湯1810m)登ることができる。そのため、稜線までは3時間〜4時間と程よい距離感だ。そして何より紅葉が美しい。人気が戻るはずである。
話は変わるが、台風の影響で、霊峰ラインから中の湯までの道が通行止めだったため、ブルーラインを利用して中の湯にアクセスした。
○紅葉の見頃
2018年10月7.8日の紅葉の見頃箇所は、七合目と八合目の間であった。八合目から九合目は、最盛期は過ぎたものの、美しい紅葉が広がっていた。まだ数日は楽しめるだろう。
2.ミッションレベルB
○行程
登山開始 23:45
下山時刻 8:00
中の湯駐車場(45分)→七合目行場山荘(50分)→女人堂(40分)→三の池道
女人堂までは、木道が整備されているおかげで、ぬかるみを回避しながら歩く事ができた。下山時は滑りやすく度々転倒しそうになった。
○ナイトハイク撮影
今回はナイトハイクをした。撮影地で星空を撮影し、日の出を見て下山した。
夜の撮影を終えて、下山するときは登山客が1番多い時間帯である。自分の中のあるあるだが、「もう頂上まで行ってこられたんですか早いですね。」と声をかけられることが多い。純粋に山登りにきている人たちとは、時間の使い方が違うようで困惑させてしまう。登山客の装備や服装からも各自の目的の違いが分かる。自分にあった楽しみを選択できる。そんな自由さが、登山人気の理由の1つかもしれない。山の懐の大きさに感心してしまう。
○撮影計画
今回の撮影計画は、女人堂から先の「紅葉と星空」と、「三の池越しの下弦の月」の撮影であった。
しかし、三の池まで通り抜けできない情報を、女人堂の看板で知り、三の池を諦めた。
事前の情報収集を怠ったことが仇となった。また、規制緩和された剣ヶ峰の様子も気になったが、思い切って、今回はピークを踏まない登山に変更した。
○撮影ポイント
3.登山装備(夜の撮影装備)
○服装
モンベルの薄厚手のパンツとモンベルのジオラインにフリース(薄手)を羽織って出発した。このモンベル三点セットは、機能的でシンプルで使い勝手が良いため大変お勧めだ。
15分歩いて暑くなりフリースを脱いだ。女人堂を過ぎると、風が冷たく感じフリースを再び羽織った。撮影場所を決めてからは、フリース上にハードジェルを羽織り、ダウンパンツを履いた。やはり足を止めると急速に体がひえてくる。お湯を沸かしコーヒーを飲んで体を温めた。
- 長ズボン
- 長袖(ベースレイヤー)
- フリース
- ダウンパンツ
- ハードシェル
- 薄手の手袋
- ニット帽
登山前の、中の湯駐車場が14度。下山後は11度。女人堂あたりは、夜中7度くらいであった。
○登山装備
登山靴(短時間の登山のためアプローチシューズ)
- 35ℓリュック
- 敷物お尻にひいた。
- ヘッデン
- コッヘル
- チャッカマン
- ガスカートリッジ プリムス(小)
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○食料
- 菓子パン2つ
- 500mlの水2本
- コーヒー
- 味噌汁
○撮影機材
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今回は、ストックとお金を忘れて登山してしまった。下山時、行場山荘の力餅を食べることを楽しみにしていた分、落胆が大きかった。
ヘルメットを持参している登山者を多く見た。5年前の出来事は多くの登山者の心に深く刻まれているのだと改めて思った。
4.余談
私たち語彙力低くて、「わー。」「すごい。」「きれい。」の3つしか紅葉見て言ってないよね。と仲間と楽しそうに会話しているグループに会った。同じ景色を見て、同じように綺麗と感じられる相手との登山は幸せそうだった。
5.ベストショット
ナナカマドの赤が秋を表現してくれた。また、黄道光と天の川のクロスもこの時期ならではの星空だ。